生命保険にかかる税金

いざという時に役立つ保険にするために 保険のメンテナンス予備知識 生命保険にかかる税金

死亡保険金や満期保険金を受け取った場合、税金がかかる場合があります。保険金を受け取れたとしても、税金によって、想定していた金額より受け取れる金額が少ない場合もあるので、契約前に保険金を受け取ると、どのような税金が課税されるのか、きちんと確認しておきましょう。

保険と税金の関係を理解して保険に加入しよう

死亡保険金にかかる税金とは

死亡保険金を受け取った場合にかかる税金は、契約者・被保険者・受取人が誰であるかで、税金の種類が異なります。例を挙げると次のようになります。

●契約者:夫、被保険者:夫、受取人:妻・子→相続税(非課税枠あり)

●契約者:夫、被保険者:夫、受取人:妻→贈与税

●契約者:夫、被保険者:妻、受取人:夫→所得税

●契約者:夫、被保険者:妻、受取人:子→贈与税

また、リビングニーズ特約をつけている場合、死亡保険金の一部を生存時に受け取ることができますが、この保険金は金額の大小によらず全額非課税です。ただし、被保険者が死亡した時点で未使用の金額があった場合には、未使用額に相続税がかかってくるので注意しましょう。

医療保険給付金にかかる税金とは

医療保険の入院給付金や手術給付金は、受け取る金額にかかわらず非課税です。また、病気やけがが原因で給付される高度障害保険金や特定疾病保険金なども非課税となります。

満期保険金にかかる税金

保険期間が満期をむかえた時に受け取る満期保険金に関してはどうでしょうか。満期保険金を受け取ると、契約者と受取人の関係により、所得税、贈与税がかかります。


たとえば契約者が受取人だった場合は、所得税(保険期間が5年以内なら源泉分離課税、保険期間が5年超なら一時所得)が、契約者が受取人ではない場合には贈与税がかかります。所得税よりも贈与税のほうが税金額は高くなるので、契約時に十分理解した上で契約形態を決めないと、将来高額な税金が課せられることになりますので注意しましょう

個人年金保険金にかかる税金

個人年金保険も、契約者と受取人の関係によって所得税、贈与税がかかってきます。契約者が受取人の場合は毎年所得税がかかりますし、契約者が受取人ではない場合は毎年の所得税に加え、年金受取開始時に贈与税がかかります。

まとめ

保険に加入する際に、税金のことまで考えている方は少ないかもしれません。しかしかかる税金によっては、「せっかく保険に入っていたのに……」という事態になる可能性も。契約時には、保険と税金と関係を十分理解した上で、契約者・受取人を決めたいものです。特に、一般的に贈与税の税率は、相続税などと比べて高く設定されているため、受取人を決める際には注意しましょう。

保険のメンテナンス予備知識



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