結婚したら、ふたりで貯蓄を始めよう
更新日:2020/10/28
結婚したら、将来の夢に向かって貯蓄をすることも必要です。とはいえ、結婚式・新婚旅行と出費続きの後に、お金を貯めることはなかなか難しいもの。そんな中でも、少しずつ貯蓄を始めるためのテクニックをご紹介します。
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結婚したら貯蓄が必要な理由とは?
結婚したら、マイホーム購入や出産など、いろいろなライフイベントが待っています。しかし、これらのライフイベントには、まとまったお金が必要になることも忘れてはいけません。
また、将来子どもが欲しいカップルなら、子どもにかかるお金の備えも必要です。
妊娠時の検診や分娩(ぶんべん)などにかかる費用には公的な助成制度があり、大半の費用はカバーすることができます。ただし、特別な検診を受けたり、入院時に個室を希望する場合は、数万円の自己負担が発生することも。
子どものための教育費の準備も必要です。進学先によってかかる費用は変わりますが、幼稚園から大学まですべて公立に通った場合で約1043万円、すべて私立に通った場合には約2547万円かかります(文部科学省「平成30年度子供の学習費調査」び日本政策金融公庫「令和元年度教育費負担の実態調査結果」)。そのため、早いうちからコツコツと教育費を準備していく必要があります。
貯蓄を成功させるコツとは?
いざ貯蓄をスタートするとき、気になるのが「収入の何割を貯蓄に回せばいいの?」ということではないでしょうか。まずは5%、10%程度からでもいいので、貯め癖を付けてから、徐々に比率を増やしていくのも手です。また、子どもができる前は比較的お金を貯めやすいので、そういったタイミングでできるだけ貯蓄をすることも大切です。
貯蓄を成功させるコツは、先取りしてしまうこと。貯蓄用の口座を別に作り、お給料の振り込みがあったら、使ってしまう前に貯蓄分のお金を貯蓄用の口座に移してしまいましょう。お金の移動をするのが面倒な人は、自動振り替えの手続きをしておくのもオススメ。貯蓄そして、残ったお金で1カ月生活するようにします。
ムダ遣いを防ぐためにもATMに行くのは週1回に!
ムダ遣いを防ぐことも大切です。有効なのが、ATMに行くのを週1回など少ない回数にすること。必要なときに1万円、2万円と下ろし、なくなるたびにまた下ろすというスタイルでは、支出の管理ができませんし、どうしても使いすぎてしまいます。
先ほど説明した先取り貯蓄によって、その月の生活費の予算が決まりますから、例えばその金額が10万円であれば、週頭に2.5万円を下ろし、1週間その範囲で支出を抑えるよう心掛けましょう。
そのほかに、光熱費や通信費、保険料といった固定費を減らすのも家計管理のポイント。電力自動化で電力会社が選べるようになったので、より費用が抑えられるところに変更したり、スマホ代はプラン変更をする方法があります。また、保険については独身時代に加入したものをそのままにするのはNG。保障内容と保険料のバランスが適切か、定期的に見直すようにしましょう。
このように、結婚をしたらその先のライフイベントにかかるお金を貯めるために、さまざまな工夫をすることが必要です。夫婦でライフプランを話し合いながら、お金をどう貯めるかもしっかりと決めていくようにしましょう。
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※掲載の情報は2020年9月現在のものです。保険や税制、各種制度に関して将来改正・変更される場合もあります。手続き・届け出の方法も随時変わる可能性や、自治体により異なる場合があります。
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