結婚準備のダンドリグラフでわかる!保険の検討時期
更新日:2020/10/21
結婚準備中は、新生活に対してだけではなく結婚式の準備もあり、とにかく忙しいものです。少し気になっていても、先々のお金や保険の検討は後回しになりがちな人も多いのではないでしょうか。でも、結婚相手の万が一のときへの備えは、早めに考えておくのが正解です。特に出産を希望している女性は、妊娠前に医療保険の検討をしておいた方が良いので、早めに行動を。結婚準備と合わせて、保険についてもしっかりと考えていきましょう。
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結婚準備期間の保険検討にベストなタイミングとは?
結婚準備と保険の関係について、結婚準備中の主なイベントや平均的な忙しさの波を表した「ダンドリグラフ」で、3つのタイミングに分けて見ていきましょう。
タイミング1. 会場決定直後
プロポーズ後、会場探しの準備に入ると徐々に忙しくなっていきます。ふたりでどんな結婚式を挙げたいか相談し、イメージや予算に合った会場探しをしますが、ほとんどの場合はふたりとも働いていますから、休日や仕事終わりの時間を使って準備を進めていくことになります。そのため、会場探しは楽しい半面、結婚準備の最初の山場ともいえるイベントだといえます。
会場選びの予算などを考えるこの時期は、自然とこの先のライフプランについて話し合う機会にもなります。この先どんな人生を歩んでいきたいのか、子どもはどうしたいのかなどをふたりで率直に話しましょう。
タイミング2. 婚姻届提出&引っ越し前後
会場が決定した後は、結婚式の準備がどんどん進んでいくことになります。婚姻届の提出や引っ越しの準備などをこの時期に行うカップルも多いでしょう。ふたりの住まいを決める際なども、やはりライフプランについて考える良い機会です。家賃がどれぐらいの所に住むのかといったことは、家計にも大きく関わってきます。
結婚をする前に、お互いに遠慮していてお金の話をしていないと、結婚後に金銭感覚の違いや貯蓄などでトラブルに発展することも。ふたりでお金のことをきちんと話し合うたことがなければ、引っ越しなどをするこの機会にその時間を設けましょう。
また、ふたりでライフプランについて話し合って、近い将来に子どもが欲しいという場合は、女性は妊娠前に医療保険に加入しておくのがオススメです。妊娠中には加入できる医療保険が限られたり、加入できても出産関連の疾病は保障されないという条件付きになってしまうケースがあるからです。
妊娠や出産は病気ではないので、通常出産の場合は医療保険の保障の対象外ですが、帝王切開や切迫早産などの異常分娩(ぶんべん)の際には、保障の対象となり給付金を受け取ることができます。
こういったことから医療保険は妊娠をする前に加入しておくのがよいのです。
タイミング3. 挙式後
挙式が近づくほど忙しくなるため、終わるとほっとひと段落です。挙式前にライフプランや家計、保険についてじっくり話し合う時間が取れなかった、という場合には、挙式後の余裕ができたタイミングで話し合うとよいでしょう。
終身保険の受取人変更など必要な手続きを行う
独身時代に終身保険に加入していた人は、結婚が決まったら受取人の変更手続きを行う必要があります。独身時代の保険金の受取人は基本的に親となっている場合がほとんど。しかし、結婚し家庭を築くことになったら、自分に万一のことがあった場合にお金を遺さなければいけない相手は、親から配偶者や子どもへ代わります。そのため、結婚が決まったら、諸々の手続きと同時に、終身保険の受取人の変更手続きを忘れず行うようにしましょう。ただし、受取人変更は、婚姻届の提出前には行えない可能性が高いので、手続きは原則婚姻届の提出後に行うとよいでしょう。
また、終身保険以外でも、保険の契約者・被保険者・受取人として登録している人の姓や住所などが変わったら、保険会社に申し出て名義変更する必要があります。まずは保険会社に問い合わせて、どんな手続きをすればよいか確認しましょう。
このように、結婚が決まったら、ふたりのライフプランや保険についてしっかりと話し合うことが大切です。特に保険については、出産を望む女性の場合には妊娠前に医療保険に加入したり、すでに加入している保険があればその変更手続きについて確認する必要があります。何かと忙しい結婚準備の時期ですが、それと併せて話し合いや手続きもふたりで協力して行いましょう。
ふたりにピッタリなタイミングで保険について考えてみましょう。 結婚準備中に、空いた時間を使って効率よく保険検討や手続きを進めるためにも、ぜひゼクシィ保険ショップでファイナンシャルアドバイザーに相談してみてください。
※掲載の情報は2020年9月現在のものです。保険や税制、各種制度に関して将来改正・変更される場合もあります。手続き・届け出の方法も随時変わる可能性や、自治体により異なる場合があります。
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