知っておきたい!夫婦間にありがちなお金のトラブルと対処法
更新日:2020/10/21
お金に関して十分に話し合ったつもりでも、夫婦が100%同じ価値観を持つことはなかなか難しいものです。ここでは、日常生活の中で発生するありがちなお金のトラブルと、ダメージを最小限に抑えるための方法をチェックしていきましょう。
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よくある夫婦間のお金のトラブルとは?
夫婦間のお金にまつわるトラブルにはいろいろありますが、中でも起こりがちなのは、お互いのお金の使い方や、お小遣いの金額に関する不満です。
例えば「妻が時折高価な買い物をする」、「友人たちと高級ランチをしている」、「夫が趣味へお金をかけすぎている」など、お互い理解できないものにお金を使っていると、双方に不満がたまることが多いようです。
お小遣いの範囲でやりくりできればいいかな、と思っていても、そのお小遣いの額に納得がいっていなかったり、お小遣いの使い道(使う範囲)の認識にズレがあったりすることによって、トラブルになることもあります。お小遣いの認識を合わせていないと、「それはお小遣いの中から出すべき」「いや、これは食費から」というような具合に、ケンカになってしまう可能性も。
気軽に話し合える関係をつくっておこう
まずは、何がお小遣いに含まれ、何がそうでないのかを明確にしておくことが大切です。例えば、夫婦で一緒に外食に行く費用は「食費」で、夫婦がそれぞれの友人と食事をする際にかかる費用は、「お小遣い」から出す、といったような形です。このあたりをあらかじめきちんと決めておけば、行き違いはなくなります。
また、お小遣いの範囲であれば、それがたとえ少し高価な買い物であっても、高級ランチであっても、自分には理解できない趣味であってもあまり口出ししないことも大切です。夫婦といっても別々の人間ですから、自分の主義・主張を相手に押し付けすぎないことが夫婦円満のポイント。それでもどうしても気になるのであれば、相手を一方的に否定するのではなく、なぜそれが必要なのか、どうしても欲しかったのかを、冷静に聞いて話し合いをしましょう。
お小遣いの額そのものが少ないのであれば、夫婦で話し合い、家計のやりくりを見直しましょう。お金のトラブルの最大の原因は、お互いのコミュニケーション不足。不満や要望があるときは、すぐに話し合える関係をつくっておくことが大切です。
また、家族の状況は変化するものですから、勤労形態、支出項目、それらの金額も変わっていきます。このため家計もその時々で話し合い、フレキシブルに変えていくのが本来の姿なのです。
お金に関する隠し事はトラブルのもと。どちらが家計を握っても、定期的に共有して、ふたりで協力して家計管理をしていくことが、トラブルを未然に防ぐカギといえるでしょう。
とは言っても、新生活が始まったときに、なかなか切り出しにくいのがお金のこと。でも、第三者がいることで案外すんなり話が進むことも。ゼクシィ保険ショップは新婚夫婦のお金事情にも詳しいので、
ふたりで話しづらいことがあれば、お気軽にご相談ください。
ゼクシィ保険ショップのファイナンシャルアドバイザーと一緒にライフプランを描きながら、お金や保険のことを少しずつ話し合っていきましょう。
※掲載の情報は2020年9月現在のものです。保険や税制、各種制度に関して将来改正・変更される場合もあります。手続き・届け出の方法も随時変わる可能性や、自治体により異なる場合があります。
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