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高度障害とは?障害者になったら生命保険はどうなるのかも解説

高度障害とは?障害者になったら生命保険はどうなるのかも解説

更新日:2022/11/28

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「高度障害」とは、病気やケガによって身体の一定の機能が重度に低下している状態のこと。この記事では、生命保険の加入を検討している人に向けて、高度障害とは何か、万が一高度障害者になった場合、生命保険はどうなるのかなどをわかりやすく解説していきます。保険選びの際にぜひ役立ててください。

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    高度障害とは

    高度障害とは、生命保険に関連する用語で、「病気やケガなどが原因で、身体機能が重度に低下した状態」のことを指します。生命保険では、高度障害になると、死亡保険金と同額の保険金が支払われます。なお、身体障害者福祉法等などによる障害状態等とは別になる点も押さえておきましょう。

    高度障害の状態は7つ

    高度障害の状態は7つ

    どのような状態が高度障害に該当するかは生命保険によって定められており、具体的には以下の7つの状態を指します。以下、それぞれについて詳しく見ていきましょう。

    参考:高度障害保険金を受け取れるのは、どんなときなの?|生命保険に関するQ&A|生命保険Q&A|生命保険を知る・学ぶ|公益財団法人 生命保険文化センター

    1、両眼の視力を全く永久に失ったもの

    矯正視力が両眼とも0.02以下で、かつ回復の見込みがない状態のこと。視力の測定は、「万国式試視力表」という検査方法で実施され、1眼ずつ矯正視力(眼鏡やコンタクトレンズをつけた状態)を測定されます。

    2、言語またはそしゃくの機能を全く永久に失ったもの

    言語の機能を失った状態とは、具体的には、口唇音・歯舌音、口蓋音、喉頭音の4種のうち3種以上の発音が不能で回復の見込みがない状態、言語中枢の損傷による失語症によって音声や言葉での意思疎通が難しく回復の見込みがない状態、声帯を摘出し発生ができない状態などです。また、そしゃくの機能を失った状態とは、食べ物をかんで飲み込みやすくできない状態を指します。

    3、中枢神経系・精神または胸腹部臓器に著しい障害を残し、終身常に介護を要するもの

    大脳・脳幹・小脳・脊髄全体といった中枢神経系、精神または胸腹部臓器に障害があり、つねに介護を必要する状態のこと。常に介護を要する状態とは、自分で食事ができない、1人で着替えができないなど、規定の7つの項目すべてに当てはまることを指します。

    4、両上肢とも手関節以上で失ったかまたはその用を全く永久に失ったもの

    両手首を失った状態、または両手肩関節以下がその用を永久に失った状態のこと。その用を全く永久に失った状態とは、上肢が完全まひしているか、上肢の各関節(肩関節、肘関節、手関節)が完全強直で動かせず、回復の見込みがない場合を指します。

    5、両下肢とも足関節以上で失ったかまたはその用を全く永久に失ったもの

    両足首を失ったか、または両足股関節以下がその用を全く永久に失った状態のこと。その用を全く永久に失った状態とは、下肢が完全にまひしているか、下肢の各関節(股関節、膝関節、足関節)が完全強直で動かせず、回復の見込みがない場合を指します。

    6、1上肢を手関節以上で失い、かつ、1下肢を足関節以上で失ったか、またはその用を全く永久に失ったもの

    左右の上肢のうちいずれかの手関節、肘関節、肩関節のどれかを失い、かつ左右の下肢のうちいずれかの足関節、膝関節、股関節のどれかを失うか、下肢がその用を全く永久に失った状態のこと。

    7、1上肢の用を全く永久に失い、かつ、1下肢を足関節以上で失ったもの

    左右いずれかの上肢が永久に使えなくなり、かつ左右いずれかの足関節、膝関節、股関節どれかを失った状態のこと。

    高度障害になったら受け取れる生命保険とは

    高度障害になった場合に受け取れる生命保険の保険金を「高度障害保険金」と言います。「高度障害状態」と認められた場合に、生命保険(死亡保険金)と同額の高度障害保険金が支払われます。なお、高度障害保険金が支払われると保険契約は終了します。そのため、その後、別の高度障害状態に該当したり、死亡した場合でも重複して保険金が支払われることはありません。

    高度障害保険金を受け取れる条件

    高度障害保険金を受け取れる条件

    高度障害保険金を受け取るにはいくつかの条件があります。それらの条件をあらためて確認しておきましょう。

    「高度障害状態」であると認められる

    繰り返しになりますが、高度障害保険金を受け取るためには高度障害状態に該当する必要があります。具体的には、すでに解説した7つの高度障害状態のいずれかについて当てはまると保険会社に認定されることが要件となります。そのため、例えば仮に身体障害者福祉法で定める身体障害等級1級に該当しても、保険会社の高度障害保険金が受け取れるわけではないため、注意しましょう。

    高度障害になった病気やケガの「発生」が保険の責任開始日の後である

    契約書類を交わした日と保険責任開始日は異なりますが、高度障害状態で保険金が受け取れるのは、責任開始日以降の病気やケガが原因の場合のみとされていることが一般的です。従って、責任開始日より前に発生した高度障害状態には原則として保険金は支払われません。

    回復の見込みがない

    高度障害保険金の支払い要件には、回復の見込みがないこと、その用を全く永久に失ったことが含まれています。そのため、回復の見込みがある場合は高度障害状態とはならず、保険金は支払われません。

    高度障害で生命保険を受け取るための注意点

    高度障害で生命保険を受け取るための注意点

    高度障害保険金を受け取る際には、いくつかの注意するべきポイントがあります。以下ではそのうち重要なものをご紹介します。

    「高度障害」の判断が異なる可能性がある

    高度障害状態とは何かという点に関しては、保険会社ごとでの違いはほとんどありません。しかし、障害の状態によっては、保険会社によって判断基準に差が出る可能性もあります。例えば他人の介護なしに歩けないという状態に関しては、保険会社によって、その判断に違いが出てくる場合が考えられます。

    「故意」と判断されれば受け取れない

    生命保険における故意とは、「ある行為をすれば当然、万一の事態やケガが発生するという認識がある状態」のこと。従って、「保険金目当て」などで、わざと高度障害状態になったと認められると保険金は受け取れません。また自傷行為や自殺未遂なども免責となり、高度障害保険金の支払い対象外となります。

    「告知義務違反」が認められると受け取れない

    告知義務違反とは、保険加入のときに、健康状態や傷病歴について間違った告知をする、告知そのものをしないなどのこと。故意または重大な過失による告知義務違反は、保険契約の取り消しになることもあります。

    またそもそも、高度障害の状態になっても、保険会社に請求しなければ、保険金を受け取れるわけではありません。高度障害保険金という保障があり、該当した場合は、死亡保険金が同額を受け取れることを知っておくこと自体も大切なことです。

    万が一高度障害になったときのために備えておくこと

    万が一高度障害になったときのために備えておくこと

    万が一高度障害になったときに備えて、あらかじめ準備しておくことは大切です。特に以下の点に関して備えておきましょう。

    障害年金について知っておく

    障害年金とは、国民年金や厚生年金に加入している人が、障害状態になったときに支給される年金。国民年金の加入者であれば「障害基礎年金」、厚生年金の加入者であれば障害基礎年金に加えて「障害厚生年金」が支給されます。障害年金は、障害の程度に応じて支給されます。もし障害状態になったとき、障害年金がどの程度受け取れるか把握しておくようにしましょう。

    「団信」について知っておく

    「団体信用生命保険(団信)」は、契約者が死亡や高度障害状態などに陥った場合、生命保険会社が住宅ローン残高を弁済してくれるというもので、住宅ローンを組んだときに加入します。住宅ローンを組む、すでに組んでいるなどの場合は規約を確認しておきましょう。

    迷ったらプロに相談を

    万が一死亡してしまったときだけではなく、高度障害と認められた場合も同様の保険金が受け取れるため、生命保険加入を検討する人も多くなっています。とはいえ生命保険には、さまざまな商品があり、自分たちだけで考えるのは難しいポイントもあります。そうした場合には、保険のプロに相談するというのも一つの手です。

    ゼクシィ保険ショップでは、ライフプランニングやマネープランニング、保険について、まとめて相談できます。さらに何度相談しても無料です。生命保険加入で迷ったら、まずは相談してみることをおすすめします。

    ※掲載の情報は2022年11月現在のものです。保険や税制、各種制度に関して将来改正・変更される場合もあります。手続き・届け出の方法も随時変わる可能性や、自治体により異なる場合があります。

    ■監修・文/酒井 富士子

    経済ジャーナリスト/金融メディア専門の編集プロダクション・株式会社回遊舎 代表取締役。
    日経ホーム出版社(現日経BP社)にて『日経ウーマン』『日経マネー』副編集長を歴任。
    リクルートの『赤すぐ』副編集長を経て、2003年から現職。「お金のことを誰よりもわかりやすく発信」をモットーに、暮らしに役立つ最新情報を解説する。

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    よくある質問

    • Q.今は健康だし、保険は不要?
    • ケガも病気もしない可能性はもちろんありますが、何も起きなかった場合ではなく、起きた場合に保険が必要なのかを検討してみましょう。ケガや病気の治療費だけではなく、万が一の時家族の生活を守るためのお金は足りるのかなども含め、今本当に保険は不要なのか、必要なのであればどんな保障が必要なのかを考えておくことが大切です。 貯蓄・資産形成としての保険もありますので、人生100年時代、これからのライフプランとそれに必要なお金、そしてもしもの時に備える保険について、考えておくことをおすすめします。

    • Q.保険の相談は無料ですか
    • A.はい、相談は全て無料です。ゼクシィ保険ショップは、保険会社各社からの手数料で成り立っています。そのため、相談にいらっしゃるお客様からは一切相談料を頂いておりません。

    • Q.保険の知識がなく、何を相談したらいかもわからないけど大丈夫ですか?
    • A.普段なじみのない保険の知識がないのは当たり前。保険の基礎から分かりやすく丁寧にご説明いたします。疑問に思ったことはお気軽にご質問ください。ゼクシィ保険ショップについてはこちら

    • Q.保険会社で直接加入するより保険料が高くなったりしませんか?
    • A.同一の商品・保障内容であれば保険会社から加入する場合と保険料は同じですのでご安心ください。複数の保険会社の商品を比較しながら検討、契約までサポートさせていただきます。

    • Q.相談に行ったら保険に入らなければいけませんか?
    • A.そのようなことはありません。まず相談だけしてみたい、という方もお気軽にご相談にお越しください。ゼクシィ保険ショップでは無理な勧誘や不要だと思う保険の提案などもいたしません。お客様一人一人に合わせてご提案させていただきます。

    • Q.なぜゼクシィが保険相談サービス?
    • A.ゼクシィ読者への、ゼクシィに期待するサービスについてのアンケートで、お金や保険にまつわるサービスが上位ランクイン。そんなお客様の声からゼクシィ保険ショップが誕生しました。

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