女性向け保険は入るべき?種類やメリット、選び方も解説

更新日:2023/04/28
「女性向け保険(以下、女性保険)」とは、女性特有の病気にしっかり備えるための保険。この記事では、女性保険の加入を検討している人に向けて、女性保険の概要やメリット・デメリットを解説していきます。併せて、女性保険の種類や選び方、加入する際のポイントも紹介します。ぜひ、保険選びの際に役立ててください。
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女性保険は入るべき?
女性保険は医療保険(またはがん保険)の一種。医療保険の保障に女性特有や女性に多い病気に手厚い保障をする特約がセットされているのが基本的な仕組みです。主な病気としては、乳がん、子宮がん、卵巣がん、子宮筋腫、子宮内膜症などがあります。こうした病気のリスク対策になるのが、女性保険の特徴です。
女性保険に入るべき理由
なぜ通常の医療保険ではなく、女性保険に加入する必要があるのでしょうか。女性保険の必要性を知るためにも、まずは女性特有の病気の特徴について押さえておきましょう。
がんのリスクへの対策
「全国がん登録 罹患数・率 報告 2019」(厚生労働省)によると、女性の部位別がん罹患率は、乳がんが22.5%で第1位、子宮がんが6.7%で5位となっています。つまり、女性の場合、女性特有のがんにかかる可能性が高いということです。また他の部位のがんとは異なり、乳がんや子宮がんといった女性特有のがんは、30代~40代の若年層で罹患リスクが高い傾向にあるという特徴があります。がんというと高齢者がかかるものというイメージかもしれませんが、女性は20代のうちにリスクに備えておくと安心だと言えます。
帝王切開など出産時への対策
がんの他にも女性特有のリスクとして、出産が挙げられます。基本的に通常の出産に対しての保障はありませんが、異常妊娠や異常分娩は保障の対象となるのが一般的です。異常分娩には、帝王切開、吸引分娩などがあります。なお女性保険には、妊娠中に加入できる商品もありますが、妊娠中に加入する場合は、異常妊娠・異常分娩であっても保障対象外になるなど条件付きです。そのため、妊娠・出産を検討している人は妊娠前に加入しておくのがおすすめです。
女性保険に入るメリット
女性保険にはさまざまなメリットがあります。あらためて女性保険に加入する利点を整理しておきましょう。
女性特有の病気やがんの場合に保障が上乗せされる
すでに触れたように、女性特有の病気やがんになった場合に手厚い保障が受けられるというのが女性保険の最大のメリットです。商品によっても異なりますが、例えば女性特有の病気で入院をすると、入院給付金が通常の2倍受け取れるといった仕組みになっています。
ボーナスが受け取れる場合がある
基本的に女性保険では掛け捨ての商品が多くなっていますが、中にはボーナスやお祝い金が受け取れる貯蓄型の商品もあります。貯蓄型の保険では、病気などにかかり給付金を受け取った場合でも、数年ごと生存給付金が受け取れるといったメリットがあります。その他、退院の際のお祝い金や死亡保障が付く商品もあります。ただし、貯蓄型の場合、掛け捨て型に比べて保険料が割高にはなるため、注意が必要です。
女性保険に入るデメリット
女性保険にはメリットだけではなく、気を付けるべきデメリットもあります。女性保険のデメリットに関してもしっかり理解しておきましょう。
他の医療保険と保障内容が重複する可能性がある
先述の通り、女性保険は医療保険やがん保険の一種です。そのため、すでに他の医療保険やがん保険に加入している場合は、二重保障になる可能性があります。二重保障の場合、双方から保障は受け取れますが、毎月支払う保険料は高くなるため、注意が必要です。
通常の医療保険に比べて割高になる
女性保険の場合、基本的に医療保険に女性疾病特約が付いているため、通常の医療保険と比べて月々の保険料は高くなります。通常の医療保険にも女性特有の病気に対する保障があるため、保障内容や保険料のバランスを見ながら、自分にとって女性保険が必要かどうかを判断していくことが大切です。例えば出産を考えている、親族で女性特有の病気にかかった人がいるなど、特定のリスクに対する不安がある場合などはおすすめです。
女性保険の種類「掛け捨て型」と「貯蓄型」
女性保険には、「掛け捨て型」と「貯蓄型」の2つがあります。双方の長所・短所を踏まえながらどちらを選ぶか検討していきましょう。
掛け捨て型
掛け捨て型は、払戻金やボーナスはなく医療保障に重点を置いている商品です。掛け捨て型の一番のメリットは、貯蓄型と比べて保険料が割安であるということ。また商品の選択肢が多い、保障内容を追加できるものが多くあるなども利点として挙げられます。一方、解約・満期時の払戻金がない、ボーナスがないといった点は掛け捨て型のデメリットです。
貯蓄型(積立型)
貯蓄型は、医療保障に加えて、貯蓄機能がある商品です。保険契約を解約した際に解約払戻金が受け取れたり、生存給付金や健康お祝い金などのボーナス・お祝い金があるといった点が貯蓄型のメリットです。その分、掛け捨て型と比べて保険料が高くなる他、掛け捨て型と比較して主契約の給付日額・特約不加等の選択肢が少なかったり、早期解約の場合返戻金は少額になるなど、貯蓄型にもいくつかのデメリットがあります。
女性保険の選び方
女性保険にもさまざまな種類があるため、自分のニーズに適したものを選ぶことが重要です。以下では、女性保険を検討する際のポイントを紹介します。
自分に合った保障内容のものを選ぶ
一口に女性保険といっても、商品によって何をどこまで保障してくれるかは異なります。そのため、女性保険を選ぶ場合には、あらかじめ自分がどのようなリスクに備えたいのか目的を明確にしておく必要があります。その上で、商品の保障内容を比較し、自分が備えたいリスクをしっかり保障してくれるものを選ぶようにしましょう。
必要な保障期間で選ぶ
医療保険と同様、女性保険にも、保証期間は生涯にわたり保障が受けられる「終身型」と、一定期間のみ保障が受けられる「定期型」の2種類があります。終身型は、「解約返戻金」を受け取ることができるタイプもあるため、貯蓄性を備えた保険です。また契約の更新がないため、保険料が加入した時点から一定のままであることも特徴です。対して、定期保険は掛け捨て型のため、その分終身型などに比べて保険料が割安である点がメリットです。ただし定期型の場合、契約を更新するたびに保険料が上がっていくため、注意が必要です。
女性保険に入る際の注意点
最後に、女性保険に加入する場合の注意点を紹介します。
保障内容と負担金額のバランスを考える
保険全般に関して言えますが、女性保険に加入する場合も、自身がどのようなリスクに備えたいか、抱えている不安によって必要な保障内容を考えていくことが大切です。またすでに他の医療保険に加入している人は、保障内容が重複している可能性があるため、その点に注意する必要があります。その上で負担金額に無理はないか、バランスを考えて検討するようにしましょう。
自分のライフステージに合わせた選択・見直しが大切
就職や結婚、出産などそれぞれのライフステージによってリスクが異なるため、必要な保険も変わります。例えば、結婚して夫婦になったタイミングであれば、妊娠や出産による入院やトラブルのリスクが考えられます。また子どもが生まれたら、万一の際に備えて死亡保障を手厚くする必要性があがります。いずれにせよ、保険を選ぶ際には自分が置かれているライフステージを踏まえることが重要です。
女性向け保険に迷ったらプロに相談を
乳がんや子宮がん、異常分娩など、女性特有のリスクに手厚く備えられる女性保険。最近では女性保険のバリエーションも豊富になってきているため、どのようなリスクに備えたいかを明確にして、自分に適した商品を選べるようにしましょう。
ゼクシィ保険ショップでは、女性保険についても相談できます。各ライフステージでどんな保障が必要なのかについても詳しく聞くことができ、何度相談しても無料ですので、一度じっくり相談してみてはいかがでしょうか?
※掲載の情報は2023年4月現在のものです。保険や税制、各種制度に関して将来改正・変更される場合もあります。手続き・届け出の方法も随時変わる可能性や、自治体により異なる場合があります。


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