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終身保険の保障とは?満期の有無やメリット・デメリットを解説

終身保険の保障とは?満期の有無やメリット・デメリットを解説

更新日:2023/06/29

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終身保険は、生命保険の一種。ここでは、将来のために保険加入を検討している新婚の夫婦の方に向けて、終身保険の特徴をご紹介します。併せて、満期の有無やメリット・デメリットについても解説するので、保険を選ぶ際の参考にしてください。

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    終身保険とはどのような保険なのか

    終身保険とはどのような保険なのか

    終身保険とは、被保険者が亡くなった場合や重い障害を負った場合に、保険金が受け取れる生命保険の一種です。保険契約を中途解約した場合には、解約返戻金を受け取れます。万一に備えた保障を用意しつつ蓄えを準備できるため、保障性と貯蓄性を兼ね備えた保険だと言えます。

    終身保険の特徴を解説

    終身保険の特徴を解説

    終身保険の特徴をもう少し詳しく見ていきましょう。

    終身保険の保障期間

    終身保険とよく比較されるのが定期保険です。定期保険の場合、保障期間が一定の期限に定められていることが一般的です。それに対して終身保険は、その名前の通り、中途解約をしない場合や被保険者が生存している限り、保障が一生涯続くのが大きな特徴です。そのため、定められた年数を経過した際や一定の年齢に達した際にも、保障が終わることはありません。

    終身保険の保険料は上がらない

    終身保険のもう一つの特徴は、契約時から時間が経過しても保険料は一定のまま上がることがないということです。そのため、契約時の年齢が若いうちに終身保険に加入すれば、比較的リーズナブルな保険料で保障を受けられます。ただし、終身保険は中途解約した際に支払われる解約返戻金があるタイプが多いため、定期保険と比べると割高になることが一般的です。

    払込期間が設定可能である

    終身保険では、保険料の払込期間を設定することが可能です。具体的には、一生涯払い続ける「終身払い込み」、一定の年齢や期間に払い終える「有期払い込み」、一括で払う「一時払い」の3種類から選べます。高い貯蓄性を求める場合は短期間で支払いを終えるのがよいですが、その分一回に支払う保険料は高額となります。そのため、生活に無理がない範囲で、可能な支払方法を検討することが重要です。

    終身保険に満期はあるのか

    終身保険に満期はあるのか

    すでに触れたように、終身保険は、解約しない限り一生涯の保障が続く仕組みです。そのため、満期を迎えることはありません。このように、保障が一生涯続くので、終身保険の保険金は、葬儀費用目的や相続税対策など、死亡後に必ず要るものに使われることが多いです。また、解約返戻金を受け取れる終身保険は、老後の資金や学資保険代わりといった将来のための貯蓄としても役に立ちます。ただし満期がないということは、満期保険金が受け取れない点には注意が必要です。

    保険の満期とは?

    そもそも保険の満期とは、契約によって定められた保険期間が満了するときのことを指します。定期型の生命保険の場合、満期には、保険期間満了に加えて、保障を継続するための契約更新が必要なときも含まれます。一方、貯蓄性がある生命保険の場合、満期はあらかじめ定めた保険期間が終了するときを意味します。このように、保険の種類によって意味は異なりますが、いずれの場合でも満期により保険の効力が終了することは同様です。

    満期保険金とは?

    満期保険金とは、保険の満期を迎えたときに保険会社から契約者に支払われる保険金のことです。この満期保険は、すべての生命保険で支払われるわけではありません。満期保険金が受け取れる生命保険には、養老保険や学資保険があります。すでに述べたように、満期がない終身保険には満期保険金はありませんが、中途解約することで解約返戻金を受け取れます。

    払込額以上の解約返戻金を受け取るには

    終身保険で受け取れる解約返戻金とは、保険を中途解約したり、解除された場合に支払われる保険金のこと。この解約返戻金は、年数を重ねるごとに解約返戻率が高くなっていくのが特徴です。解約返戻率とは、支払った保険料の総額に対する解約返戻金の割合のことです。そのため、貯蓄を目的として終身保険に加入するのであれば、受け取りたい時期に解約返戻率が100%以上になるように設計することがポイントとなります。

    終身保険は5種類

    終身保険は5種類

    終身保険の中にもいくつかの種類があります。以下では終身保険を5種類に大別して、それぞれの特徴を解説していきます。

    [1]定額終身保険

    定額終身保険は、終身保険の中で最も基本の商品。定額という名前の通り、固定利率で運用し、保障額も一生涯変わらないタイプの終身保険です。保険料の払い込みは、定められた期間で満了するものと終身まで続くものがあります。また、死亡保険金額は、最低でも基本の保険金額以上が保証されるのも特徴です。

    [2]変額終身保険

    変額終身保険は、契約した保険会社の運用実績に応じて、将来受け取れる死亡保険金や解約返戻金が変化するタイプの終身保険です。運用結果が好調の場合は死亡保険金や解約返戻金の額が増えますが、運用結果が低調だと元本割れになるリスクがあるため、定額保険と対照的な性格の商品だと言えます。また、死亡保険金には最低保証がありますが、解約返戻金には最低保証がないため注意が必要です。

    [3]低解約返戻金型終身保険

    低解約返戻金型終身保険は、終身保険のなかでもメインとなっている商品です。一定期間の解約返戻金額を低くすることによって、ほかの終身保険より保険料を抑えることが可能になっている仕組みのものです。一般に、保険料の支払期間を有期にし、支払いが完了した後は、支払った額を上回る解約返戻金を受け取れる形が一般的です。そのため短期間で解約する予定がない人にとってはメリットが大きいタイプとなります。

    [4]積立利率変動型終身保険

    積立利率変動型終身保険とは、市場金利に応じて積立利率が定期的に見直される商品です。一定期間ごとに積立利率が変動し、それに伴って将来受け取れる死亡保険金や解約返戻金も変動します。そのため、積立利率が予定利率を上回れば、その差額により死亡保険金や解約返戻金が増えるという仕組みになっています。

    [5]外貨建て終身保険

    外貨建て終身保険は、保険料の支払いや死亡保険金の受け取りを外国通貨で行うタイプの商品です。米ドルや豪ドルなど、日本円より金利が高い通貨で積み立てることで、より高い貯蓄性が期待できるのが特徴です。為替相場の変動次第で為替差益が得られることはメリットですが、円で受け取る額が払い込んだ保険料を下回る場合もある点は注意が必要です。また、外貨を日本円に交換する際に為替手数料もかかるため、デメリットを理解した上で検討することが重要になります。

    終身保険に加入するメリット3つ

    終身保険に加入するメリット3つ

    終身保険には、他の保険に比べた場合にいくつかのメリットがあります。ここではその中でも3つのメリットを解説します。

    遺族に確実なお金を残すことができる

    ここまで何度か触れてきましたが、終身保険の最大のメリットは、保障が一生涯続くということです。被保険者が何歳で亡くなったとしても、保険金受取人は死亡保険金を受け取れます。そのため、終身保険は、故人のために葬儀や遺品整理などを行う遺族の経済的負担などを軽くする上で役に立ちます。万一のことがあったときでも、確実に保険金を残せる安心感が得られるのが終身保険の大きなメリットです。

    貯蓄・将来の備えとして役に立つ

    終身保険は、一定期間を経過すると払込額を上回る解約返戻金が受け取れることから、貯蓄や将来の備えとして終身保険を利用する人も多いのが特徴です。長期に及ぶ将来のための貯蓄を自分で行うのは簡単ではないですが、月々決まった額を払い込む終身保険は資金計画を実行するときに有効活用ができます。また保険料は契約内容を変更しない限り変わらないので、家計のやりくりを行いやすい点もメリットです。

    生命保険料控除の対象である

    さらに終身保険のメリットとして挙げられるのが、所得控除の1つである「生命保険料控除」の対象となることです。生命保険料控除とは、保険を契約して保険料を支払うと、払い込んだ生命保険料に応じて一定の金額が契約者のその年の所得から差し引かれる制度のこと。税率を掛ける前の所得が低くなることによって、所得税や住民税の負担が軽減されます。

    終身保険に加入するデメリット2つ

    終身保険に加入するデメリット2つ

    もちろん終身保険にはメリットばかりではなく、デメリットもあります。終身保険のデメリットのうち、とくに以下の2つには注意する必要があります。

    終身保険の保険料は高めである

    一般的に終身保険は、定期保険よりも保険料が高い傾向があります。というのも、定期保険とは異なり、終身保険は解約しない限り保険金を受け取れるため。この点は終身保険のデメリットと言えます。ただし、契約時から保険料は変わらないため、保険料が比較的お得な若い年齢のうちに加入しておくと、将来的に家計の負担は抑えられます。

    解約時期を見誤ると損になる

    解約返戻金が受け取れることは終身保険のメリットですが、条件次第では支払った保険料の総額よりも返戻金の金額が下回る可能性がある点は気を付けましょう。例えば、加入してから早い段階で解約すると、解約返戻金はゼロか、あってもごくわずかになります。したがって、早期で解約しなくて済むように、ライフプランや将来の収支を確認した上で加入をすることが大切です。

    終身保険はどんな人に向いているのか

    終身保険はどんな人に向いているのか

    解約をしない限り保障期間は一生涯続き、確実な死亡保険金を家族に残すことが可能なので、自分に万一のことがあった際にしっかり備えたいという人におすすめです。また、子どもの学費や老後の生活費など、将来のための資金を計画的に貯蓄することが苦手な人にも、自動的に毎月保険料を積み立てていく終身保険は向いています。

    終身保険に加入するタイミングとは

    終身保険は、何歳で加入しても保障期間は一生涯、かつ保険料も一生上がりません。そのため、保険料が比較的低い年齢が若いうちに加入することをおすすめします。実際、家庭を築く人の割合が増加する20~30代で加入する人が多い傾向にあります。

    終身保険に加入する際の注意点

    終身保険に加入する際の注意点

    最後に、終身保険に加入する際に気を付けたいいくつかのポイントを確認しておきましょう。

    払込期間が長い

    終身保険料では、一時払い・有期払い込み・終身払い込みから支払い方法を選択することができます。払込期間が長い方が月々の負担は小さくなりますが、長期の保険料の支払いは家計的な負担が重くなります。特に終身払いにしていると、定年後にも払い込みが継続するため注意が必要です。

    保険の見直しが難しい

    終身保険は満期や更新がないため、保険をこまめに見直すのが難しい点も注意です。一生涯保障が続く保険なので、見直すタイミングは自分で見つける必要があります。結婚や出産、住居の購入などライフスタイルの変化によって、欲しい保障や必要な保障が変化するため、基本の保障や特約の付加ができる商品を選ぶといった対策が重要です。

    運用利回りが高くない

    終身保険はあくまでも保険商品です。預貯金ではありませんから、払い込んだ保険料に対して、高い利回りで解約返戻金を受け取れるというものではありません。保障+貯蓄機能という2つの役割を併せ持つ分、運用利回りはそこまで高くないという認識で利用しましょう。

    終身保険の特徴をしっかり把握して検討を

    保障が一生涯続く終身保険。万一に備えつつ貯蓄もできるといったメリットがある一方で、保険料が割高になるといったデメリットもあります。終身保険への加入を検討する際には、こうした特徴をしっかりと把握した上で、自分に合っているかを見極めていくことが大切です。
    もし、迷うことがあればプロに相談するのもおすすめです。ゼクシィ保険ショップでは、ライフプランニングやマネープランニング、保険について、まとめて相談できます。さらに何度相談しても無料です。気になる人はぜひ相談してみてはいかがでしょうか。

    ※掲載の情報は2023年6月現在のものです。保険や税制、各種制度に関して将来改正・変更される場合もあります。手続き・届け出の方法も随時変わる可能性や、自治体により異なる場合があります。

    ■監修・文/酒井 富士子

    経済ジャーナリスト/金融メディア専門の編集プロダクション・株式会社回遊舎 代表取締役。
    日経ホーム出版社(現日経BP社)にて『日経ウーマン』『日経マネー』副編集長を歴任。
    リクルートの『赤すぐ』副編集長を経て、2003年から現職。「お金のことを誰よりもわかりやすく発信」をモットーに、暮らしに役立つ最新情報を解説する。

    RT-00538-2306

    よくある質問

    • Q.今は健康だし、保険は不要?
    • ケガも病気もしない可能性はもちろんありますが、何も起きなかった場合ではなく、起きた場合に保険が必要なのかを検討してみましょう。ケガや病気の治療費だけではなく、万が一の時家族の生活を守るためのお金は足りるのかなども含め、今本当に保険は不要なのか、必要なのであればどんな保障が必要なのかを考えておくことが大切です。 貯蓄・資産形成としての保険もありますので、人生100年時代、これからのライフプランとそれに必要なお金、そしてもしもの時に備える保険について、考えておくことをおすすめします。

    • Q.保険の相談は無料ですか
    • A.はい、相談は全て無料です。ゼクシィ保険ショップは、保険会社各社からの手数料で成り立っています。そのため、相談にいらっしゃるお客様からは一切相談料を頂いておりません。

    • Q.保険の知識がなく、何を相談したらいかもわからないけど大丈夫ですか?
    • A.普段なじみのない保険の知識がないのは当たり前。保険の基礎から分かりやすく丁寧にご説明いたします。疑問に思ったことはお気軽にご質問ください。ゼクシィ保険ショップについてはこちら

    • Q.保険会社で直接加入するより保険料が高くなったりしませんか?
    • A.同一の商品・保障内容であれば保険会社から加入する場合と保険料は同じですのでご安心ください。複数の保険会社の商品を比較しながら検討、契約までサポートさせていただきます。

    • Q.相談に行ったら保険に入らなければいけませんか?
    • A.そのようなことはありません。まず相談だけしてみたい、という方もお気軽にご相談にお越しください。ゼクシィ保険ショップでは無理な勧誘や不要だと思う保険の提案などもいたしません。お客様一人一人に合わせてご提案させていただきます。

    • Q.なぜゼクシィが保険相談サービス?
    • A.ゼクシィ読者への、ゼクシィに期待するサービスについてのアンケートで、お金や保険にまつわるサービスが上位ランクイン。そんなお客様の声からゼクシィ保険ショップが誕生しました。

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