生命保険の加入率は?保険のメリット・デメリット・選び方も解説
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更新日:2023/07/30
多くの人が何らかの生命保険に加入しているかと思いますが、実際にどのくらいの人が加入しているのかご存じでしょうか。この記事では生命保険の加入率や、生命保険に加入するメリットやデメリット、保険の選び方を解説していきます。
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生命保険の加入率
生命保険文化センターの「2021(令和3)年度 生命保険に関する全国実態調査」によれば、個人年金保険を含む全生保の生命保険の世帯加入率は89.8%。前回調査(2019年)の加入率88.7%をわずかに上回った結果となっています。また、民間保険(以下、民保)の加入率は80.3%で、前回調査の79.1%から上昇しています。
20代・30代の生命保険の加入率
では次に20代と30代の生命保険の加入率を見ていきましょう。同じく生命保険文化センターの統計によると、29歳以下の加入率は70.2%。さらに30〜34歳は90.7%、35〜39歳89.4%となっており、30代前半でぐっと加入率が高くなっています。この世代になると結婚や出産などを迎え、保険の必要性を感じる人が増えることがうかがえます。
20代・30代での生命保険加入のメリット
20代・30代はまだ生命保険に加入する必要性があまりないと考える人もいるかもしれませんが、若いうちに加入することにはいくつかのメリットがあります。その中でも主なものを紹介します。
保険料を低く抑えられる
一般的に生命保険は、加入時点での年齢が若いほど保険料が低くなる傾向にあります。年齢が上がるほど病気に罹患(りかん)するリスクや死亡するリスクが高くなるためです。そのため、20代・30代などの若いうちから加入すれば低い保険料で生命保険に加入できるというメリットがあります。
保険の選択肢が多い
生命保険の加入時には、健康状態や病歴などの申告が求められるケースがあります。年齢を重ねたタイミングで加入しようと思っても、すでに傷病歴があって、生命保険に加入できなかったり、制限された保障内容で割り増しされた保険料となったりする場合もあります。そのため、健康な20代のうちの方が幅広い選択肢から保険を選べる可能性が高くなります。
資産形成につなげられる
生命保険の中でも、「貯蓄型」と呼ばれる生命保険は毎月の保険料が積み立てられ、将来に向けた資産形成ができます。若いうちに加入しておくと、その分生命保険会社の運用期間が長くなるというメリットがあります。
20代・30代での生命保険加入のデメリット
20代・30代での生命保険加入はメリットだけでなくデメリットもあります。併せてデメリットも確認しておきましょう。
家計の負担になる可能性がある
20代・30代はまだそれほど収入が多くないケースもあるでしょう。収入が少ない場合、生活の維持と保険の両立が難しくなってしまいます。そのため、若いうちに加入する場合は、保障内容や収支のバランスを踏まえてしっかり検討することが重要になります。
払い損になる可能性がある
20・30代の場合、死亡率や病気に罹患する可能性が他の年代と比較すると低くなります。そのため、他の年代よりも保険金を受け取る可能性が低く、保険料の払い損になってしまう可能性があることは理解しておきましょう。
生命保険の加入が必要な人は?
以上見てきた生命保険の特徴を踏まえた上で、特にどのような人が生命保険に加入するべきなのかを見ていきましょう。
扶養家族がいる人
扶養家族とは、配偶者や子ども、親、兄弟姉妹などの生活を養う必要がある人のこと。扶養家族がいる人に万一のことがあると、残された扶養家族は生活に困ってしまうことになりかねません。そのため、扶養家族がいる場合は、病気やけがで手術や入院、死亡した場合を想定して加入するとよいでしょう。
貯蓄が少ない人
貯蓄が少ない場合、病気やけがで入院すると、入院の費用負担に加え、働けないことによる収入の減少もあるため、経済的に窮地に陥る可能性があります。公的医療保険も活用できますが、入院時にはその対象にはならない日常生活費や食事代の費用も必要となります。そのため、十分な貯蓄がない人は、病気やけがに備える保険の必要性が高いと言えます。
相続税対策が必要な人
生命保険金を相続人が受け取る際は非課税制度が活用できるため、生命保険は相続税対策にもつながります。相続税の非課税額は「保険金の非課税限度額=500万円×法定相続人の数」となっています。
生命保険に加入しないリスク
生命保険への加入に悩んでいる人は、もし生命保険に入らなかった場合のリスクを想定してみるとよいでしょう。生命保険に加入しない際のリスクとして次のようなものが考えられます。
病気やけがによる費用が負担になる
病気やケガをすると、手術や入院、長期の通院などで高額な医療費がかかるケースがあります。さらに病院に支払う費用のほかに、働けない期間の生活費も考慮する必要があります。公的医療保険などで一定の費用はカバーできますが、生命保険に加入していないと、それを超える分に関しては自己負担となってしまいます。
家族の生活が困難になる可能性がある
家計の大黒柱を担っていた人に万一のことがあり、その人が生命保険に入っていなかった場合、残された家族は公的年金や貯蓄のみでは生活できなくなってしまう可能性があります。また子どもがいる世帯の場合、教育費などが不足する可能性も考えられます。
老後の資金不足になる
介護費用や年金不足の補填(ほてん)によって数千万円の老後資金が必要な場合があります。さらに死亡時は死後の整理資金や遺族の生活費がかかるケースもあります。その点、個人年金保険のような貯蓄型保険に加入しておけば、老後資金を賄うことが可能になります。
生命保険を選ぶポイント
最後に、生命保険を選ぶ際のポイントを押さえておきましょう。
明確な目的を持って加入する
生命保険にもいくつかのタイプがあり、病気やけが、老後資金、教育費など、それぞれで目的が異なります。生命保険を選ぶ際には、自分が何のために生命保険に加入するかを決めて必要な保障を選ぶことが大切です。
保険の期間を検討する
生命保険には、一生涯保障が続く「終身タイプ」と一定期間を保障する「定期タイプ」があります。それぞれメリット・デメリットがあるので状況によって使い分けることが重要です。
保険金額を算出する
自分に必要な保障に合わせて、どのくらいの保険金額が適切なのかをしっかり見極めていくことが重要です。自分では保険金額がわからない場合は、適正な保険金額について保険のプロに相談するとよいでしょう。
自身の状況を踏まえて適切な保険選びを
生命保険に加入するべきかどうかは年齢や収入などによって異なります。自分の状況を踏まえた上で、保険加入が必要かどうか、加入する場合はどのくらいの保障が適切かをきちんと判断していくことが大切です。
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※掲載の情報は2023年7月現在のものです。保険や税制、各種制度に関して将来改正・変更される場合もあります。手続き・届け出の方法も随時変わる可能性や、自治体により異なる場合があります。
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よくある質問
- Q.今は健康だし、保険は不要?
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ケガも病気もしない可能性はもちろんありますが、何も起きなかった場合ではなく、起きた場合に保険が必要なのかを検討してみましょう。ケガや病気の治療費だけではなく、万が一の時家族の生活を守るためのお金は足りるのかなども含め、今本当に保険は不要なのか、必要なのであればどんな保障が必要なのかを考えておくことが大切です。 貯蓄・資産形成としての保険もありますので、人生100年時代、これからのライフプランとそれに必要なお金、そしてもしもの時に備える保険について、考えておくことをおすすめします。
- Q.保険の相談は無料ですか
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A.はい、相談は全て無料です。ゼクシィ保険ショップは、保険会社各社からの手数料で成り立っています。そのため、相談にいらっしゃるお客様からは一切相談料を頂いておりません。
- Q.保険の知識がなく、何を相談したらいかもわからないけど大丈夫ですか?
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A.同一の商品・保障内容であれば保険会社から加入する場合と保険料は同じですのでご安心ください。複数の保険会社の商品を比較しながら検討、契約までサポートさせていただきます。
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