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積立型生命保険とは?掛け捨て型との違い、選び方も解説

積立型生命保険とは?掛け捨て型との違い、選び方も解説

更新日:2024/5/9

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結婚を機に生命保険を考える際、積立型か掛け捨て型かで悩むご夫婦は少なくありません。そこで本記事では、積立型生命保険の種類からメリット・デメリット、選ぶ際のポイントまでわかりやすく解説します。結婚に伴い保険の見直しを考えている人は、参考にしてみてください。

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    積立型生命保険とは

    積立型生命保険とは、保障と貯蓄の性質を併せ持つ保険商品を指す言葉です。基本的には解約時に戻ってくるお金=解約返戻金がある商品を指し、貯蓄型保険とも呼ばれています。

    代表的な積立型生命保険の種類

    ここでは、代表的な積立型生命保険の種類を紹介していきます。

    終身保険

    終身保険は、保障が一生涯続く死亡保険です。満期という概念がないため、解約しない限りは永続的に保障を持つことができます。保険料払込期間中の解約返戻金額を少なくすることで、通常の終身保険より保険料の負担を抑えた「低解約返戻金型終身保険」という商品もあります。

    養老保険

    養老保険は、契約期間満了時に死亡保険金と同額の満期保険金が支払われる保険です。保険期間中に死亡しても、満期時に生存していたとしても、どちらでも同額の保障を受け取れるのが特徴です。

    学資保険

    学資保険は、子どもの教育資金を積み立てるための保険です。子どもが小さい頃から保険料を積み立てていき、高校・大学進学などの節目に所定の学資金や祝い金を受け取れるようになっています。保険料払込期間中に契約者である親が死亡した場合、以降の保険料払込を免除にして保障を満額残せる「保険料払込免除特則」が無料で付帯できます。

    個人年金保険

    個人年金保険は、老後資金を積み立てるための保険です。現役時代から保険料を積み立てていき、60歳や65歳など任意の年齢になると、年金形式で保険金を受け取れるようになります。年金の受取期間や運用方法によってさまざまな商品があり、投資の性質をもった変額年金保険や外貨建て年金保険という商品もあります。

    積立型と掛け捨て型の生命保険の違い

    積立型と掛け捨て型の生命保険の違い

    積立型生命保険とは反対の性質を持つのが、解約時の返戻金がない掛け捨て型生命保険です。ここでは、積立型と掛け捨て型の違いを保険料や満期保険金・解約返戻金などのポイントで比較し、紹介していきます。

    保険料

    積立型生命保険では支払った保険料の一部を積み立てていくため、保険料はどうしても割高になります。一方、掛け捨て型生命保険の保険料は掛け捨てになるため、積立型に比べて割安で大きな保障を受けられるのが特徴です。

    満期保険金・解約返戻金

    積立型生命保険には原則として解約返戻金があるため、解約時にはこれまで支払ってきた保険料の一部が戻ってきます。また、商品によっては満期時に満期保険金を受け取れます。
    一方、掛け捨て型保険では原則として、解約返戻金や満期保険金がありません。解約返戻金があったとしてもごくわずかで、貯蓄性は期待できなくなっています。

    積立型生命保険を選ぶメリット

    積立型生命保険を選ぶメリット

    積立型生命保険のメリットは、保障を持ちながら資産形成できる点や、契約者貸付を利用できる点にあります。詳しく見ていきましょう。

    目的に合わせた資産形成ができる

    単なる貯蓄ではなく、保障を備えつつ資産形成もできる点は大きなメリットです。

    たとえば終身保険の場合、子どもが成人するまでは遺族保障として、子どもが成人してからは自身の老後資金や相続対策の資金として活用できます。学資保険は教育資金、個人年金保険であれば老後資金と、ライフステージにあわせた資金の用意と保障がセットになっているため、安心して積み立てできます。

    契約者貸付制度を利用できる商品が多い

    解約返戻金の範囲内でお金を借りられる、契約者貸付制度を利用できる商品が多くなっています。積立期間中に急な支出が発生し、どうしてもお金が必要になったとき、契約者貸付制度を使えば審査なしで借り入れができるのはメリットです。貸付金利は保険会社によって異なりますが、一般的なカードローンやキャッシングより低金利で提供されているため、安心して利用できます。

    積立型生命保険を選ぶデメリット

    積立型生命保険は保障と貯蓄というメリットが得られる分、保険料が割高であるといったデメリットもあります。ここでは、デメリットもあわせて確認しておきましょう。

    保険料が割高である

    支払った保険料の一部を積み立てるという性質上、掛け捨て型保険に比べるとどうしても保険料は割高になります。ただし、最近は保険料払込期間中の解約返戻金を抑えることで、保険料を割安にする「低解約返戻金型」の生命保険も増えています。保険料の負担を抑えたい人はこうした商品も活用しつつ、家計を圧迫しない範囲でプランを組むことが大切です。

    早期解約すると元本割れする可能性がある

    積立型といっても、早期に解約すれば解約返戻金は少なく、元本割れする可能性が高くなっています。積立型生命保険で元本割れを回避するためには、少なくとも5年以上の保険料積立期間が必要になる商品がほとんどです。長期の払込を前提とした商品になるため、先を見越して継続しやすい保険料設定にしましょう。

    積立型生命保険が向いている人の特徴

    積立型生命保険が向いている人の特徴

    これまで見てきたメリット・デメリットなどの特徴をふまえると、積立型生命保険に向いている人は以下のとおりです。

    貯蓄が苦手な人

    積立型生命保険は口座振替やクレジットカード払いなどで保険料を支払うため、自動かつ強制的に貯蓄できます。貯蓄が苦手で「銀行の普通預金に貯蓄してもすぐ使ってしまう」という人は、積立型生命保険の強制力を利用し、積み立てる方法も検討してみましょう。

    保険料を無駄にしたくない人

    「せっかく支払う保険料を無駄にしたくない」という人の場合は、掛け捨て型よりも積立型生命保険が向いています。所定の期間継続する必要はありますが、最終的に支払った保険料を満期保険金や解約返戻金として受け取れます。

    保険の見直しや乗り換えが面倒な人

    積立型生命保険は保障と積み立ての目的が明確に設定されています。ひんぱんに保険内容を見直したり、契約の更新や乗り換えをしたりすることが面倒な人は、積立型生命保険が向いているでしょう。

    積立型生命保険が向いていない人の特徴

    積立型生命保険が向いていない人の特徴

    積立型生命保険は早期解約の可能性がある人や積極的に投資をしたい人には不向きです。向いていない人の特徴についても見ていきましょう。

    早期解約する可能性がある人

    「数年以内にまとまったお金が必要なイベントがある」「ライフプランの目途が立っていない」など、先の予定がわからず早期解約の可能性がある人には、積立型生命保険は不向きです。基本的には長期で資産をじっくり積み立ていく商品になるため、先の予定や資産形成の目的をよく考えたうえで加入してください。

    積極的に投資をしたい人

    積立型生命保険の根幹は保険であり、保障が付くためハイリスクな投資はできません。そのため「積極的にリスクを取って投資したい」「短期間で大きな利益を手にしたい」という人には不向きです。ただし、積立型生命保険には変額保険や外貨建て保険といった、投資色の強い商品もあります。貯蓄というよりも「投資と保障を兼ね備えたい」という人は、変額保険や外貨建て保険を検討してみるといいでしょう。

    積立型生命保険を選ぶ際のポイント

    積立型生命保険を選ぶ際のポイント

    ここまで説明した内容を元に、積立型生命保険を選ぶ際のポイントを解説します。

    必要な保障を見極める

    まずは、保険の目的を考えてみてください。積立型生命保険は保障と資産形成を兼ね備えていますが、その保障や資産は誰のために、どのような目的で、いつまでに用意する必要があるのでしょうか。積立型生命保険には複数の種類があるため、子どもの進学資金なら学資保険、老後の資産形成なら個人年金保険や終身保険というように、目的にあわせた商品選びが大切です。

    保険金額を決める

    目的にあわせて保障(商品の種類)を決めた後は、保険金額を設定します。このとき大切なことは、負担なく続けられる保険料を基準に決めることです。充実した保障を得るために多大な保険金額を設定しても、保険料が負担になり解約してしまっては本末転倒です。この先のライフプランや家計の収支バランスを考慮したうえで、無理なく継続できる保険料になるよう、保険金額を設定しましょう。

    返戻率を確認する

    返戻率とは、支払った保険料の総額に対して、将来受け取れる満期保険金や解約返戻金の合計額がいくらになるのかを割合で表したものです。たとえば支払保険料総額が100万円で満期保険金が110万円の場合、返戻率は110%となります。返戻率は保険の経過年数や保険料の払込方法によっても変わるため、保険会社の担当に複数の設計書を出してもらい、それぞれの返戻率を確認したうえで加入するプランを決めましょう。

    積立型生命保険についてよくある質問

    積立型生命保険について、よくある疑問とその答えを見ていきましょう。

    Q:満期保険金や解約返戻金を受け取ると税金はかかりますか?

    A:医療保険やがん保険の給付金は税法上非課税ですが、積立型生命保険における満期保険金や解約返戻金、死亡保険金には原則として税金がかかります。ただし、税金の種類は保険の契約形態や保険金の種類などによって異なり、「所得税・住民税」「贈与税」「相続税」のいずれかの課税対象になります。

    Q:若いうちから加入するメリットはありますか?

    A:ほとんどの積立型生命保険は、被保険者が若いほうが返戻率は高くなっているため、お得に加入できます。たとえ同じプランでも、被保険者の年齢が若いとその分保険料が安くなるため、返戻率も高くなる仕組みです。

    ただ、ライフプランが定まる前に積立型生命保険に加入してしまうと、途中で解約する可能性もあります。年齢だけを基準に考えるのではなく、この先のライフプランが確定する結婚・出産時期など、ライフステージの変化にあわせて加入することも大切にしましょう。

    ライフプランと家計から最適な保険選びを

    ライフプランと家計から最適な保険選びを

    積立型生命保険は保障と資産形成を両立できる商品ですが、長期にわたり割高な保険料を支払う必要があります。この先のライフプランと家計の収支バランスを見越したうえで、無理なく継続できる範囲のプランに加入するようにしましょう。

    ゼクシィ保険ショップでは、この先のライフプランの設定やそれに伴うマネープランの作成、教育資金や老後資金の必要額などを無料で相談できます。結婚に伴い今後の資金計画を相談したい人や適した保険商品を知りたい人は、相談料無料のゼクシィ保険ショップに相談してみてはいかがでしょうか?近くに店舗がない人や妊娠等で体調が不安定な人は、オンライン相談も利用できます。

    ※掲載の情報は2024年4月現在のものです。保険や税制、各種制度に関して将来改正・変更される場合もあります。手続き・届け出の方法も随時変わる可能性や、自治体により異なる場合があります。

    ■監修・文/酒井富士子

    経済ジャーナリスト/金融メディア専門の編集プロダクション・株式会社回遊舎 代表取締役。
    日経ホーム出版社(現日経BP社)にて『日経ウーマン』『日経マネー』副編集長を歴任。
    リクルートの『赤すぐ』副編集長を経て、2003年から現職。「お金のことを誰よりもわかりやすく発信」をモットーに、暮らしに役立つ最新情報を解説する。

    RT-00579ー2404

    よくある質問

    • Q.今は健康だし、保険は不要?
    • ケガも病気もしない可能性はもちろんありますが、何も起きなかった場合ではなく、起きた場合に保険が必要なのかを検討してみましょう。ケガや病気の治療費だけではなく、万が一の時家族の生活を守るためのお金は足りるのかなども含め、今本当に保険は不要なのか、必要なのであればどんな保障が必要なのかを考えておくことが大切です。 貯蓄・資産形成としての保険もありますので、人生100年時代、これからのライフプランとそれに必要なお金、そしてもしもの時に備える保険について、考えておくことをおすすめします。

    • Q.保険の相談は無料ですか
    • A.はい、相談は全て無料です。ゼクシィ保険ショップは、保険会社各社からの手数料で成り立っています。そのため、相談にいらっしゃるお客様からは一切相談料を頂いておりません。

    • Q.保険の知識がなく、何を相談したらいかもわからないけど大丈夫ですか?
    • A.普段なじみのない保険の知識がないのは当たり前。保険の基礎から分かりやすく丁寧にご説明いたします。疑問に思ったことはお気軽にご質問ください。ゼクシィ保険ショップについてはこちら

    • Q.保険会社で直接加入するより保険料が高くなったりしませんか?
    • A.同一の商品・保障内容であれば保険会社から加入する場合と保険料は同じですのでご安心ください。複数の保険会社の商品を比較しながら検討、契約までサポートさせていただきます。

    • Q.相談に行ったら保険に入らなければいけませんか?
    • A.そのようなことはありません。まず相談だけしてみたい、という方もお気軽にご相談にお越しください。ゼクシィ保険ショップでは無理な勧誘や不要だと思う保険の提案などもいたしません。お客様一人一人に合わせてご提案させていただきます。

    • Q.なぜゼクシィが保険相談サービス?
    • A.ゼクシィ読者への、ゼクシィに期待するサービスについてのアンケートで、お金や保険にまつわるサービスが上位ランクイン。そんなお客様の声からゼクシィ保険ショップが誕生しました。

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