死亡保険や医療保険の保険料を賢く抑えるテクニックとは？

掛け捨て型の保険でいいと割り切るのも一つの考え方

保険には「掛け捨て型」と「貯蓄型」があります。掛け捨て型は、解約時や満期時などにお金が戻ってこないタイプの保険で、貯蓄型は、掛け捨て型とは逆で、解約時や満期時などにお金が戻ってくるタイプの保険です。
掛け捨て型は、途中解約がしやすく保険の見直しがしやすいのがメリットです。ただし、もしも病気やケガをしなければ、それまで支払った保険料が戻ってくることはありません。

一方の貯蓄型は、保障と貯蓄の両面を持ち合わせているため、保険料が掛け捨て型に比べて割高です。満期金のことなどを考えると保険の見直しをしづらいという面も。しかし、解約をすれば解約返戻金を受け取れるため、支払った保険料がムダになることはありません。

ただし、お金が戻ってくるタイプの貯蓄型は、その分保険料が高くなります。新婚カップルに必要な死亡保険と医療保険の保険料を抑えるには、どちらの保険も掛け捨て型でいいと割り切るのも一つの考え方です。
掛け捨て型の死亡保険の代表は、「定期保険」と「収入保障保険」です。定期保険は10年・20年、60歳・65歳までなどの一定期間の間に死亡した場合に保険金が受け取れる保険。保険金はいつ死亡しても同じ金額が一時金（一括）で受け取れます。

一方、収入保障保険は定期保険と同じく一定期間の間に死亡した場合に保険金が受け取れる保険です。定期保険と違うのは、保険金は年金形式（給料のように毎月）で、分割で支払われること。そして、受け取れる保険金の合計額が契約してからだんだん減っていくことです。このため保険料は定期保険よりも割安です。

たばこを吸わない人や、健康な人は保険料が抑えられる保険も！

定期保険、収入保障保険には、「リスク区分料率」を取り入れている商品があります。これは、たばこを吸わない健康な人、たばこを吸うけど健康な人など、喫煙の有無や血圧、身長・体重などによって保険料を区分している商品。このタイプの保険では、たばこを吸わない健康な人は死亡リスクが低い分、保険料の割引率が高くなります。健康に自信のある人なら、このタイプの商品を選ぶのも保険料を抑える1つの手です。

複数商品を比較することが大切

保険は掛け捨て型か、貯蓄型かによって保険料が違うほか、同じような保障内容でも、商品によって保険料が異なります。同じ保障なら、保険料は少しでも抑えられた方がいいですよね。ですから、複数の商品をピックアップして比較・検討することが大切です。今加入している保険を見直すことで、家計を節約できるかもしれませんよ。

結婚するとふたりのお財布が一つになります。このタイミングだからこそ、独身時代に加入した保険を把握し、ふたりに本当にあった保険内容なのか、適正な保険料なのかを見直しましょう。ゼクシィ保険ショップでは、「加入中保険診断」を無料で実施しております。相談することで、今までわからなかった保険のことが理解できたと評判ですよ。