女性保険は必要?
女性ならではの病気やがんに備えよう
更新日:2020/4/2
・医療保険には加入しているから、入院してもお金の面では心配ない
・乳がんや子宮がんなどが話題になっていて、少し不安……
・そもそも女性保険って何? 選び方が分からない
このような考えのいずれかに当てはまる女性は多いのではないでしょうか。
確かに医療保険があれば、入院や手術の際に給付金が出ます。しかし、それだけで本当に大丈夫なのでしょうか。
また、女性には、乳がんや子宮がん以外にも
・子宮筋腫
・子宮内膜症
・卵巣がん
など、女性特有、もしくは女性がかかりやすい疾病がいくつもあるのです。また、切迫早産や帝王切開など、妊娠出産時にはトラブルが起こる可能性もあるでしょう。
主にこれら女性特有の疾病やトラブルなどに備えるための保険が「女性保険」です。女性保険の特徴、必要性や選び方について詳しく解説します。
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そもそも女性保険って?
女性保険とはどのような保険なのでしょうか。その内容を確認してみましょう。
女性保険の特徴
女性保険とは、主に女性特有の疾病や妊娠出産時のトラブルなどに備えるための保険です。単品で加入できるほか、医療保障・入院保障の特約として加入できるものもあります。保険会社によって「レディースプラン」「女性疾病特約」などの名前で販売されています。
女性保険も他の保険と同様に申し込み時には健康状態の告知が必要です。病歴によっては加入ができない可能性もあります。それに加えて、加入の時期にも注意が必要です。妊娠中に女性保険へ加入できる場合もありますが、「異常妊娠や帝王切開等の異常分娩については保障されない」という条件が付くこともあります。
もし、女性保険への加入を考えるのならば、健康であること以外に妊娠中でないことも確認した上で加入をした方がよいでしょう。
万が一のリスクに早めに備えよう
女性保険について「健康で妊娠していない時期に契約した方がいい」ということが分かっていても、20~30代の若い年代の人は、少し先の女性特有の疾病への備えについて具体的に考えられないかもしれません。
女性特有の病気になってしまうと、病気によっては治療の間は働けなくなり、お給料が出なくなることも予想されます。最悪の場合、職を失うこともあるかもしれません。また、家庭内の家事を担っている人が入院する場合、代わりに家事サービス業者を依頼することで、代金を支払わないといけない状況が生じる可能性もあります。
これらの経済的なリスクに備えるためにも、早いうちに女性保険に加入しておく方が安心かもしれません。
女性特有の病気
ではここで、女性特有、もしくは女性に多い疾病にはどのようなものがあるのか、代表的なものを確認してみましょう。
乳房関連 | 乳がん、乳腺症 |
---|---|
子宮関連 | 子宮がん、子宮筋腫、子宮内膜症 |
卵巣関連 | 卵巣がん、卵巣腫瘍(しゅよう) |
妊娠関連 | 帝王切開、子宮外妊娠、流産 |
その他の疾患 | 関節リウマチ、バセドー病 |
乳がん患者は年々増加!
上に挙げた通り、女性特有の疾患はいくつもあります。これらの中でも、乳がん患者が年々増加していることをご存じでしょうか。
乳がん患者の推定罹患(りかん)数は以下のように推移しているのです。
2003年には4万3,718人だった罹患数が、2015年には8万7,050人と2倍に増加しています。マンモグラフィーなどの検査の充実、セルフチェックの周知もあり、今後も乳がんと診断される女性は増えていくことが予想されます。
女性には妊娠出産によるリスクも
備えておきたいリスクは乳がんだけではありません。女性には帝王切開や切迫早産等の「妊娠出産に伴うリスク」もあります。
妊娠出産に伴うリスクは女性特有のものです。
そのためか、女性の入院・通院人数の患者数は男性に比べると1.3倍も多くなっています。
また、妊娠・出産だけでなく、子宮や卵巣などの女性だけにしかない臓器の疾患や、男性に比べ女性の方が平均寿命が長いことも、女性の方が病気にかかる人数が多い要因となっているのでしょう。
女性保険の選び方
入院・手術でしたら、通常の医療保障・入院保障でも十分に対応ができます。ですが、女性保険があれば、女性特有の疾病での入院・手術時に医療保障に上乗せした手厚い保障を得ることができます。
そのため、自分に合った女性保険の選び方を知っておきましょう。
女性保険のタイプ
女性保険は「女性特有の疾病時の保障」という点ではどの保険会社も共通していますが、内容に多少の違いがあります。
・貯蓄型/掛け捨て型
解約時に返戻金がある、もしくは保険を使わず健康であれば数年おきに祝い金が出るタイプの「貯蓄型」、解約返戻金が全くなく、祝い金等もない「掛け捨て型」の2通りの型に分かれます。どちらを選ぶかは好みによりますが、貯蓄型の方が一般的に保険料は高くなります。
・死亡保障がある/ない
女性保険も入院・手術時の保障に加え死亡保障がある商品、もしくはない商品に分かれます。女性特有の疾病の死亡率が気になるかどうかで死亡保障あり・なしを決めるとよいでしょう。
また、自分に万が一のことがあった際、遺(のこ)される家族がどのくらい経済的に困るか、を考えた上で、死亡保障あり・なしを決めるという方法もあります。
ただし、死亡保障を付ける場合は付けないときに比べ、保険料は高くなります。
・通院保障を付ける/付けない
入院前後の通院に対する保障がある女性保険も存在します。検査などで通院する際の保障も欲しいという人には通院保障を付けることをおすすめします。
ですが、薬の受け取りのみの通院は原則として給付対象外です。また、入院なし、通院のみでの治療となった場合も原則給付対象外となるため注意してください。
女性保険へ何を求めるか、どのくらいの保障が欲しいかは人それぞれです。自分のニーズを把握した上で、どの女性保険にするかを決めるのがベストです。
女性保険に入るなら気を付けること
女性保険に入りたいならば気を付けないといけないこと、考えておきたいことがあります。
・加入の時期
女性保険へ加入するならば、妊娠する前の申し込みをおすすめします。
冒頭で少しお伝えしましたが、妊娠時に加入はできても、妊娠出産に関する部分の保障がない、という条件が付くことがあるためです。
・保険料と保障内容のバランス
女性特有の疾病に特化した保障を付けるのか、もしくはお手頃な医療保険にしておくかをしっかり考えることです。お手頃な医療保険ならば、「医療保険+女性保険」より費用を抑えた保険料で、入院1日当たりの保障を充実させることができるかもしれません。本当に女性保険が必要か、を今一度考えてみるとよいでしょう。
ゼクシィ保険ショップに相談してみよう
「A社は健康祝い金も出るらしい、でもB社は保険料がお手頃みたい。どの女性保険がいいのか決めきれない……」というように、いくつもの保険のパンフレット・ホームページを見ていると、どの保険もメリットばかりあるように思えてきます。
自分に合った保険が分からない、たくさん保険がある中で何を選んだらいいのか分からない、という話をよく聞きます。
同世代の友人と相談するのもいいのですが、ゼクシィ保険ショップに相談してみるのはいかがでしょうか。
自分に最適な保険を探してくれる「ゼクシィ保険ショップ」は
- ・無料で何度でも相談可能
- ・新婚さんの声から生まれた保険ショップなので、結婚・妊娠・出産といった、ライフプランが変わるタイミングでのアドバイスが得意
という特徴があるお店です。
自分に合った保障はどれか、そして、どのような商品がいいのかを決めるのは非常に難しい作業です。ゼクシィ保険ショップのスタッフは、お客さまのニーズを詳しくヒアリングし、最適な保険を選ぶお手伝いをします。
また、無理な商品のおすすめはありません。自分が不要と感じるのならば、何も加入しないという選択もできます。
今すぐに加入するわけではないけれども、保険について詳しく知りたい、自分に必要な保障を知りたいという人にもおすすめです。ぜひ、近くのゼクシィ保険ショップを探してみてください。
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