0120-0941-25 12:00~20:00(平日) 11:00~19:00(土日祝)
無料相談予約をする

妊娠中に休職したい!傷病休暇を利用するには?

妊娠中に休職したい!傷病休暇を利用するには?

更新日:2019/4/15

妊娠がわかって喜ぶのもつかの間、つわりや切迫早産などさまざまな理由で体調を崩し、休職を余儀なくされる場合もあります。 妊娠初期・中期に休職はできるのか、妊娠・出産の休職中にもらえるお金はあるのかなど、休職や退職をする前にきちんと知っておきたいですね。

ここでは、妊娠・出産に伴う休職や休職中にもらえるお金、出産後の生活やお金について、気になることを解説します。

妊娠中に取得できる休職制度は?

妊娠中に取得できる休職制度は?

妊娠中は体調の変化が起こりやすく、妊娠初期のつわりは約80%の人が経験するといわれています。 そのつわりが重度になった「妊娠悪阻(おそ)」、早産の一歩手前である「切迫早産」などで入院することもあります。

妊娠中で体調が優れないときに利用できる休職制度は2つあります。 全員が取得できる「産前休暇」と、その他の利用で取得する「傷病休暇」です。この2つの制度について解説します。

産前休暇

産前休暇とは、出産直前に取れる休みのことです。通常だと出産6週間前から、双子など多胎児妊娠の場合は14週間前から取得できます。

労働基準法で定められているのですべての妊婦さんが取ることができますが、あらかじめ申請が必要です。 上司に妊娠の報告をするときに、産前休暇を取得したいことも伝えておきましょう。

産前休暇でもらえるお金 / 出産手当金

産前休暇中にもらえるお金は、出産手当金です。
出産手当金とは、産休期間の生活費を補助するために、社会保険から支払われるお金です。 会社員や公務員など、社会保険に加入していればもらえます。

勤務期間に条件はなく、社会保険加入者であればパートやアルバイトでも取得可能です。

出産手当金がもらえる期間は、産前42日から産後56日の間で、もらえる金額は月収の約67%が目安です。 また、どうしても体調が悪くて出産前に退職してしまっても、条件を満たせば受け取ることができます。

申請してからお金を受け取るまで数カ月間かかることが多いので、気長に待ちましょう。 詳しくはこちらの記事を参考にしてください。

傷病休暇

傷病休暇とは、病気やケガのために取得する休暇のことです。 業務中に負ったケガや業務が原因で発症した病気のために休むときは「公傷病休暇」、 プライベートの病気やケガで休むときは「私傷病休暇」といい、 妊娠に伴う休暇は、私傷病休暇に当たります。

傷病休暇の詳しい内容は、社会保険組合ごとに定められています。 利用する前にその内容や手続き方法について、会社の総務部などに確認しましょう。

傷病休暇を利用する際には、業務に就けないことを証明するために、医師の診断書をもらって会社に提出するのが一般的です。 取得できる期間も会社によって異なりますが、産前休暇まで取得できるケースが多いです。

傷病休暇でもらえるお金 / 傷病手当金

傷病手当金とは、傷病休暇中にもらえるお金のことです。 傷病手当金がもらえる条件や待遇は社会保険組合によって異なりますが、一般的には以下のような条件があります。

・妊娠による体調不良で休業していること
・体調不良のため業務に就けないこと
・連続する3日間(待機期間)を含む4日以上、仕事に就けなかったこと
・休業期間に給料が出ないこと

傷病手当金がもらえる期間は、連続して休んだ3日間(待機期間)の翌日から最長1年6カ月間で、月収の約67%が取得できます。 休暇中にもし給料が出ていた場合でも、傷病手当金の金額よりも低ければ、その差額が受け取れます。

傷病手当金を申請するときは、会社経由で「傷病手当金支給申請書」を取得し、 「療養担当者の意見」欄に医師の見解を記載してもらうか、意見書を添付します。

支給が決定してから約2〜3週間後に受給できることが多いです。 事前に条件や手続きについて、総務部などに確認しましょう。

休職したまま退職しても傷病手当金を受け取れることも

妊娠初期に休職し、体調がよくなったら復帰しようと思っていたけれど、今度は切迫早産になったので結局そのまま退職してしまった、 ということもあるでしょう。実はこの場合でも、以下の条件を満たせば、退職後も引き続き傷病手当金を受け取ることが可能です。

・健康保険の資格喪失日の前日(退職日)までに、継続して1年以上保険に加入していること
・資格喪失時に傷病手当金を受けているか、または受ける条件を満たしていること

つまり、1年以上継続して勤務していて、傷病手当金を受け取っているか受け取る資格がある状態で休職し、 そのまま退職した場合には、最初の受給日から傷病手当金を受け取れるのです。

ちなみに、出産手当金と傷病手当金の両方を受け取れるときには、出産手当金の方が優先されるのが決まりです。 そのため、傷病手当金の受け取りは、出産手当金の支給される前日までになるでしょう。

出産後の仕事や生活について考えてみよう

出産後の仕事や生活について考えてみよう

妊娠による体調不良で休職・退職を迷ったときは

妊娠してからつわりで体調が悪くて仕事に行けない……。私も同じ経験をしました。 急に早退したり休みをもらったりしていると、職場に迷惑を掛けているかもしれないという思いから、 「退職をした方がいいかな?」と悩んでしまうかもしれません。

しかし、勢いで退職するのはよくありません。ゆっくり考えましょう。 出産前や育休明けも働きにくいような職場であればともかく、産後に復帰できるめどがあって、 これからも働き続けたい職場ならば、退職ではなく休職した方がよいでしょう。

傷病休暇や産前休暇は、会社に勤務してきた人ならば利用する権利があります。 それに、会社からではなく社会保険組合から給付されるお金なので、会社にお金の面で迷惑を掛けることはありません。

休職したまま産休・育休を取得すれば、その期間には出産手当金に加えて 育児休業給付金も受け取れますので、忘れず勤務先に申請して受け取りましょう

最近は待機児童問題もあって子どもを預けられず、思うように再就職ができないこともあります。 休職するか退職するか、よく考えてみて決断しましょう。

今後のライフプランもしっかり考えましょう

休職した場合、退職した場合でも、出産後に生活が大きく変わることは確実です。 子どもが増えることで、具体的には以下のことを考える必要があるでしょう。

・子どもの学費をどうやって準備するか?
・増える生活費をどうやって賄っていくか?
・広い賃貸住宅に引っ越すか、マイホームを購入するか?
・夫や自分の生命保険の保障内容を見直す必要はあるか?

夫婦二人・共働きの生活から、子どもが生まれて自分が育児休業に入ると、収入と支出のバランスや、お金の使い道が大きく変化します。 妊娠を機に、今後のライフプランやマネープランについて一度じっくり考えてみましょう

ゼクシィ保険ショップなら、スタッフ全員がFP(ファイナンシャルプランナー)資格を持ったプロで、 ご夫婦のライフプランをしっかりヒアリングして、ご家庭に合った家計プラン、保険プランを提案してくれます。 何度相談しても無料なので、気軽に利用できます。もちろん無理な勧誘などはありませんので安心してください。

出産後は赤ちゃんのお世話や自分の体のケアで、思うように外出できなくなります。 出産前で体調が優れないとは思いますが、少し体調がよくなったときにでも、お金についてぜひプロにご相談ください。

■この記事を書いた人

金指 歩(かなさしあゆみ)
法学部政治学科在学時にFP3級取得。卒業後に信託銀行で営業担当として約5年勤務。
その後不動産会社や証券会社で経験を積み、現在は金融系ライターとして執筆活動中。

RT-00225-2104

関連記事

もっと見る

おすすめのマネーセミナー情報

プロのファイナンシャルプランナーから、新婚ならではの「お金の考え方」を無料で学べるセミナーです。

新婚夫婦のための新生活 マネーセミナー

詳しくはこちら